今話題の「紅茶ギフト」について徹底解説。「紅茶ギフト」を選ぶ際のポイントやおすすめ「紅茶ギフト」5選の紹介も

  • 2024年3月3日
  • 2024年4月23日
  • グルメ
  • 17view

「紅茶ギフト」は紅茶の素となる茶葉やティーバッグを詰め合わせた商品です。何かを貰った時のお返しや、手軽なプレゼントとして選びやすく、より一層注目が集まっています。贈り物の選択肢として持っておいて損はないでしょう。一方で、さまざまな種類やブランドのものがあり、価格帯も幅広いため、どれを購入するべきなのかわからない人も多く存在します。

この記事では「紅茶ギフト」の特徴やおすすめのブランド、購入する際に気を付けるポイントについて解説し、おすすめの「紅茶ギフト」をいくつか紹介します。

紅茶とは

「紅茶ギフト」について知る前に、まずは紅茶がどのような飲み物なのか知る必要があります。

茶の樹の葉っぱを発酵させて作られるもの

紅茶は茶の樹と呼ばれる植物を原材料としています。まず摘み取った茶の樹の葉っぱを乾燥状態にします。その後、葉っぱに存在するタンニンの持つ働き(空気に触れると酸化する)を利用して、極限まで発酵させます。これによってできた茶葉から抽出された飲料のことを紅茶と呼びます。

紅茶の種類や特徴

紅茶にはさまざまな種類があり、それぞれ風味や特徴が異なります。特に、インド、スリランカ、中国で作られたものは銘茶として高く評価されています。香りや渋みが強く、コクも深く感じられるといった点は共通点です。また100度以上のお湯で、3〜5分程度の長い時間をかけて茶葉から成分を抽出すると、美味しい紅茶になりやすいといった特徴もあります。

緑茶、烏龍茶との違い

お茶の中でも緑茶と烏龍茶は紅茶と同じ茶の樹の葉から作られます。前述したように紅茶は茶の樹の葉っぱを完全に発酵させて作りますが、緑茶や烏龍茶を作る際は完全に発酵させることはありません。緑茶の場合は早い段階で葉っぱに火を通して発酵を止めて乾燥させます。烏龍茶の場合は途中までは発酵させますが、葉っぱの周りが赤褐色になった段階(半発酵状態)で発酵を止めます。紅茶と緑茶、烏龍茶の違いは葉っぱの発酵状態の差にあります。

「紅茶ギフト」とは

「紅茶ギフト」とは紅茶の茶葉(リーフティーとも言う)やティーバッグが詰め合わせになった商品のことを指します。さまざまなブランドの商品があり、価格帯も数百円台のものから数千円台のものまで幅広いのが特徴です。紅茶の美味しさが大衆に広まっている点や気軽に贈り易いといった点から、近年、ギフトとして多くの人気を集めています。

「紅茶ギフト」のおすすめポイント

気軽に贈ることができるかつ、贈られた側も困りにくい

「紅茶ギフト」の最大のおすすめポイントは気軽に贈ることができるかつ、贈られた側も困りにくいといった点です。例えばハンカチやタオル、コップをはじめとする物のギフトを贈ると、人によっては素材やデザインが合わなかったり、使いどころがないため邪魔になってしまうといった事態が起きる可能性があります。しかし「紅茶ギフト」の場合はそのような心配は無用です。日持ちもよく、常温で保存できるため余計な手間を取らせません。また物と違って減っていくので、長期間の保持を考えなくて良いのも魅力的です。加えて割れ物の場合は取り扱いに気を配らなければなりませんが、「紅茶ギフト」は雑に取り扱っても問題ありません。

おしゃれなものが多く、ギフトとして格落ちしない

「紅茶ギフト」のおすすめポイントにはおしゃれなものが多く、ギフトとして格落ちしないといった点も挙げられます。紅茶ギフトにはさまざまなブランドのものがあり、それぞれ異なるおしゃれなデザインのパッケージとなっています。かわいいデザインのものから、手に取るだけでおしゃれな雰囲気を感じるものまで幅広いため、ギフトとして力不足といった場面がありません。また紅茶自体も上流階級を彷彿とさせるおしゃれな飲み物であるため、贈り先の人に好感を持ってもらいやすいです。このように小さなお礼から大々的なプレゼントまで、幅広く対応できるのも魅力です。

使える場面が多い

使える場面が多いのも「紅茶ギフト」のおすすめポイントです。紅茶はしっかりとした食事のシーンから軽い軽食までさまざまな場面で飲みやすい飲み物なので、消費するタイミングがないといったことに陥りにくいです。ジュースやアルコールと異なり客人に対して用意する飲み物としても相応しいため、来客時にも安心して出せます。また似たような立場の飲み物としてコーヒーがありますが、コーヒーは人によって好き嫌いが多い傾向にあります。一方で紅茶は比較的好き嫌いが少ないので、相手に喜んでもらいやすいといった利点があります。

「紅茶ギフト」を購入する際に気を付けるポイント

ブランドから選ぶ

紅茶の製造、販売を行っているブランドは世界中に存在します。ブランドごとに風味やデザイン、価格が変わってくるため、自身や相手に適していると思うものを選ぶと良いでしょう。特に有名ブランドの商品は独創的なパッケージや優れた風味を持っているので、喜ばれること間違いなし。各ブランドの詳しい特徴に関しては、後述のおすすめ「紅茶ギフト」のブランド紹介の項目で紹介します。

茶葉、ティーバッグのどちらかで選ぶ

「紅茶ギフト」には茶葉の状態で入っているものと、ティーバッグの状態で入っているものの2種類があります。

茶葉の状態から紅茶を飲むメリットとして、細かく味を調整できるという点が挙げられます。ティーバッグのように予め小分けされていないので、自ら使う茶葉の量を決められるのです。それにお湯の量や温度、茶葉を蒸らす時間を組み合わせることで、自分好みの紅茶を作れます。デメリットはティーポットや茶葉の片付けが必須となり、作る手間がかかるという点です。これらを踏まえると、茶葉の状態のものは紅茶が普段から好きな人に贈ると喜んでもらえそうです。

ティーバッグの状態から紅茶を飲むメリットとしては、簡単に飲めるといった点が挙げられます。ティーバッグは一回分の分量が予め分けられており、それに伴ってお湯の量や温度、蒸らす時間も決まっています。なので、紅茶初心者でも簡単に紅茶を入れられます。またティーポットや茶葉の片付けをしなくてよいのも助かる面です。デメリットは細かな味の調整ができないため、紅茶にこだわりのある人は物足りなさを感じるかもしれません。これらを踏まえると、ティーバッグのものは忙しそうな人や、紅茶にあまりこだわりがない(好きか嫌いかわからない)人に贈るのが良いと考えられます。

紅茶の種類から選ぶ

紅茶には大きく分けて4種類存在します。

ダージリンティーは紅茶の中でも定番の種類です。思わず嗅いでしまうフルーティーな香りとコクが深く、誰にでも楽しめる味わいになっています。相手の好みがわからない場合に選ぶのがおすすめです。

セイロンティーも紅茶の中では定番の種類です。日本で販売されている紅茶の半数以上を占めています。渋みもコクも控えめになっており、あっさりとした仕上がりになっているのが特徴的。普段紅茶に馴染みのない方に贈る場合におすすめです。

アッサムティーはミルクティーと抜群の相性を誇る種類です。コクの深さと舌をとろけさせる甘さを兼ね備えた、濃厚な味を楽しめます。濃厚な味が好きな方や、ミルクティーが好きな方に贈る場合におすすめです。

フレーバーティーは香りに力を入れた種類です。フルーツやお花をはじめとするさまざまな種類の香りのものがあります。セイロンティーと同じく渋みもコクも控えめになっており、あっさりとした仕上がりになっているのが特徴的。香りを楽しみたい方やあっさりとした味が好きな方におすすめです。

価格から選ぶ

「紅茶ギフト」の価格帯は数百円台のものから数千円台のものまで幅広く存在します。当然、贈る相手やシチュエーションに適した価格のものを選ばなければなりません。

友人への軽いプレゼントの場合は数百円〜1000円程度のものが望ましいとされます。これくらいの価格帯だと受け取る方も気負わなくて済み、無理にお返しを用意することもありません。

会社の同僚や身内といった間柄へのプレゼントや、友人の誕生日のようなイベントに伴ったプレゼントの場合は1000円〜5000円程度のものが望ましいとされます。特に3000円以上のものはお歳暮やお中元としても用意できるでしょう。

会社の上司や仕事の取引先といった間柄へのプレゼントには5000円〜10000円程度のものが望ましいとされます。とはいえ高すぎるものは相手の負担になるので、お互いの関係性や予算を考慮した上で慎重に選びましょう。

カフェインの有無から選ぶ

世の中には紅茶に含まれるカフェインが苦手な人も存在します。また妊婦や授乳中の方のように、カフェインの接種を控えなければいけないケースもあるでしょう。そうした場合はデカフェと呼ばれるカフェインが取り除かれたものや、カフェインレス(カフェインの含有率が0.1%以下)のものを贈ると喜んでもらえます。

取引先に送る場合はのし紙を忘れずに

「紅茶ギフト」を取引先に贈る時に注意することがあります。それはのし紙の存在です。お中元やお歳暮の場合は「紅白もろなわ結び(花結び)」というのし紙を選びましょう。結婚祝いや何かのお詫びの場合は「結び切り」の水引を選びましょう。のし紙を間違えると礼節を欠いていると受け取られることもあるので、十分に気をつけてください。

おすすめ「紅茶ギフト」のブランド紹介

マリアージュフレール(MARIAGES FRÈRES)

1854年から続くフランス・パリ発の古参ブランドです。高級感溢れるパッケージと奥深い味わいの紅茶が特徴で、数多くの紅茶ブランドが存在するフランスの中でも一目置かれています。価格はそれなりにしますが、それに見合うだけのクオリティを備えており、大切なプレゼントの際におすすめです。

ウェッジウッド(WEDGWOOD)

元々はイギリスの陶磁器メーカーとして名を馳せていましたが、近年は「紅茶ギフト」にも事業を拡大しています。かわいいデザインが特徴的で、手に取るだけで幸せな気持ちになる商品を数多く販売中元です。パッケージのデザイン重視の方におすすめです。

フォートナム&メイソン(Fortnum & Mason)

イギリスの王室にも愛された古参ブランドです。味も香りも上品に仕立て上げられており、ちょっとしたプレゼントからお祝い事まで広範囲に対応しています。その上品さとは裏腹に価格帯は2000円程度のものが多く、お買い求めやすいのも魅力です。

おすすめの「紅茶ギフト」

ティーバッグ4種 36個アソートセット


(出典:https://www.wedgwood.jp/products/detail/897130

価格2,160円(税込)
ブランドウェッジウッド(WEDGWOOD)
形態ティーバッグ
種類・ファイン ストロベリー×9袋
・アール グレイ フラワーズ×9袋
・ピクニック×9袋
・ウィークエンド モーニング×9袋

前の段でも紹介したブランド、ウェッジウッドから販売されている「紅茶ギフト」です。美しい花柄と鮮やかな色彩が目を引くパッケージに、4種類のティーバッグが詰め合わされています。甘い香りが特徴のストロベリーや、ミルクティーと相性抜群のピクニックなどバリエーションも豊富。価格も2160円とお求めやすいのも魅力です。現在は店舗での販売は行っておらず、オンラインで購入できます。

紅茶の贈り物 GS-1C マルコ ポーロ、セイロン ラトナピュラ 紅茶各50g缶入り


(出典:https://mariagefreres.co.jp

価格4,320円(税込)
ブランドマリアージュフレール(MARIAGES FRÈRES)
形態
種類・マルコ・ポーロ 50g
・セイロン・ラトナピュラ 50g

前の段でも紹介したブランド、マリアージュフレールから販売されている「紅茶ギフト」です。ギフトとしては異彩を放つ黒いパッケージが特徴的。フルーツのはつらつとした香りのマルコ・ポーロとスリランカの有名茶園ラトナピュラのセイロンティー、セイロン・ラトナピュラの2種類が収録されています。価格はやや高めですが、それ以上の価値をもたらしてくれる商品です。

フォートナム&メイソン ティーバッグ詰合せ  B-11


(出典:https://shop.odakyu-dept.co.jp/product/detail/s/3014020001

価格1,404円(税込)
ブランドフォートナム&メイソン(Fortnum & Mason)
形態ティーバッグ
種類・アールグレイクラシック×4袋
・ブレックファスト×4袋
・クイーンアン×4袋
・ロイヤルブレンド×4袋

前の段でも紹介したブランド、フォートナム&メイソンから販売されている「紅茶ギフト」です。同ブランドで人気を集める4種類のティーバッグが収録されており、普段紅茶を飲まない方から紅茶好きの方まで幅広い層をターゲットとしています。高級感溢れるデザインながら、お求めやすい価格な点も魅力的です。

KOBE TASTING BOX


(出典:https://shop.kobetea.co.jp/shopdetail/000000000141/

価格972円(税込)
ブランド神戸紅茶
形態ティーバッグ
種類・イングリッシュブレックファスト×4袋
・クイーンズハイランド×4袋
・ロイヤルブレンド×4袋
・アールグレイ×4袋
・テイスターズブレンド×4袋
・ロンドンブレックファスト×4袋
・オレンジアールグレイ×4袋

紅茶の名産地である神戸発の紅茶ブランド、神戸紅茶が販売している「紅茶ギフト」です。フレーバーティーやストレート、ミルクティーそれぞれの専用ティー、どちらにも対応できるオーソドックスなものまで幅広い種類が収録されており、好みの紅茶に出会いやすいのが魅力です。神戸紅茶ではナンバーワンの人気を集めています。

スペシャルティ クラシック アソート (ティーバッグ32袋入り)


(出典:https://www.basilurtea.jp/SHOP/70334.html

価格2,484円(税込)
ブランドバシラーティー(BASILUR TEA)
形態ティーバッグ
種類・アールグレイ×8袋
・イングリッシュブレックファスト×8袋
・ダージリン×8袋
・センチャ×8袋

セイロンティーの名産地、スリランカ発の紅茶ブランド、バシラーティー(BASILUR TEA)が販売している「紅茶ギフト」です。まず目を引くのは本を模した独特のパッケージデザイン。加えて収録された4種類の紅茶はどれもスタンダードなものになっており、これ一つで紅茶の魅力を存分に楽しめます。紅茶初心者のスターターセットとしてもおすすめです。

まとめ

以上が「紅茶ギフト」の特徴やおすすめのブランド、購入する際に気を付けるポイントについて解説。おすすめの「紅茶ギフト」5選の紹介でした。

「紅茶ギフト」をプレゼントに用意することで、送り主に喜んでもらえ、円滑なコミュニケーションへと繋げられます。この記事では「紅茶ギフト」の選び方のポイントやおすすめのブランド、おすすめの商品について詳しく紹介しているので、これを機に「紅茶ギフト」をお探しになってみてはいかがでしょうか。