少しの工夫でワンランク上の着こなしに!今日からできるロールアップのやり方と着こなし事例を紹介!

デニムを履くけれど何か物足りない、もっとオシャレ感を出したいけどどうすればいいのかわからない、そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

そんな方に、ワンポイントの工夫で、おしゃれに出来るのがロールアップです。そこで今回はデニムなどのパンツを着こなすロールアップについて詳しく解説していきます。

目次

ロールアップって何?

ロールアップとは、一般的にはズボンの裾部分を折り返して留めるファッションスタイルのことを指します。これは、ズボンの長さを調整し、裾を上げたり折り返したりする方法で、足首や靴を見せることができます。

またロールアップは、カジュアルなスタイリングからドレッシーなスタイリングまで幅広く利用され、ファッションの個性や季節に合わせてアレンジできる特徴があります。 また、ロールアップはズボンの素材やデザインに応じて異なるスタイルで楽しむことができます。

ロールアップの王道レギュラーロールのやり方

レギュラーロールとは

(出典:https://pin.it/uEHh3bs

最初にご紹介するのは、ロールアップファッションの中でも定番と言える「レギュラーロール」スタイルです。

レギュラーロールは、折り返しの幅が太く、このスタイルの特徴はそのカジュアルな雰囲気にあります。一般的に、指が2本分くらいの幅で2〜3回折り返す方法がおすすめです。

このスタイルのポイントは、左右の折り返しの高さと織り幅を調節し、バランスを取ることです。折り返しを重ねることでズボンの裾が厚くなるため、過度な折り返しは避けるべきです。

そして、折り返しの幅を調整することで、印象が大きく変わります。自分のパンツに合った適切な幅を見つけることで、ロールアップファッションを楽しむことができるでしょう。

ボトムス別のレギュラーロールのオススメのやり方

ストレートデニムのレギュラーロールのやり方

ストレートデニムには、クラシックなロールアップが最適です。これにより、足元を美しく際立たせることができます。折り返しを無造作に細めにすることで、こなれた印象が魅力的です。

ワイドデニムのレギュラーロールのやり方

ワイドデニムに関しては、裾上げせずに太めにロールアップするのが最良です。この方法により、カジュアルな雰囲気を保ちつつ、おしゃれで洗練されたルックを演出できます。ワイドデニムのゆとりあるシルエットと組み合わせることで、独自のファッションを楽しめます。

スキニーデニムのレギュラーロールのやり方

スキニーデニムをおしゃれにスタイリングする方法は、ロールアップを細くすることです。足首を軽くのぞかせることで、スキニージーンズのフィット感と調和し、よりスタイリッシュに見せます。

シンプルで可愛いワンロールのやり方

ワンロールとは

(出典:https://pin.it/20op9kP

デニムの裾部分を引き立てたい方には、「ワンロール」がおすすめです。

ワンロールの方法は非常にシンプルで、裾を外側に2回折り返すだけです。このスタイルは、折り返しの幅が広ければ広いほど、足元を強調し、存在感あるファッションを演出できます。

逆に、裾の縫い目部分だけを折り返す方法も一つのアプローチです。

このスタイルは、ペインターパンツなど、細身のパンツと相性が抜群です。ワンロールをオシャレに見せるためには、2つのポイントに注意が必要です。

まず、左右の折り返しの高さを揃えることが大切です。左右の高さに差があると、全体のスタイルが乱れてしまうので慎重に調整しましょう。

そして、幅を考慮することも重要です。折り返しの太さは、ドレスとカジュアルな要素をミックスしたコーディネーションにおいて、印象を左右する要素と言えます。着るアイテムやスタイリングの雰囲気に合わせて、ワンロールの幅を調整することを検討してみてください。

ボトムス別のワンロールのオススメのやり方

デニムパンツのワンロールのやり方

足元にアクセントを加えたいなら、裏地の色が異なるデニムパンツがおすすめです。

ワイドパンツのワンロールのやり方

ワイドパンツの広がる裾を引き立てたい場合、折り返し部分だけを留めることが、効果的な方法となります。

ロールアップの新定番、ピンロールのやり方

(出典:https://pin.it/1H5hWqs

現在、注目を浴びているロールアップスタイルの中でも、上級者向けとされるのが「ピンロール」です。ロールアップのテクニックに慣れてきたら、挑戦する価値があるスタイルと言えます。

ピンロールの手法は以下のステップで行います

  1. 内側にタッグ(折り返し部分の固定点)を作る
  2. タッグを崩さないようにロールアップしていく
  3. 裾部分を3回程度折り曲げる

ピンロールを使用することで、太めのパンツでも裾を絞ることができ、ジョガーパンツのようなスタイリッシュな仕上がりになります。足元にメリハリを持たせたい場合や、足元のシルエットを変えたいときに非常に効果的です。

ただし、注意点として、1回や2回のロールアップでは縦の折り目が崩れやすいため、3回以上のロールアップが必要です。また、モノトーンの着こなしを夏に試す場合、手法がシンプルであるがゆえに物足りなさを感じることがあるため、バリエーションを考えることが重要です。

ボトムス別のピンロールのオススメのやり方

ワイドデザインのパンツのピンロールのやり方

ワイドデザインのパンツはしっかりパンツの裾部分を引き締めることで美しいシルエットを作り出すことができます。

ストレートデニムのパンツのピンロールのやり方

ストレートデニムは特に、レギュラーロールだと裾が崩れやすいパンツにおすすめです。これにより、足元がきれいに見えるだけでなく、ロールアップの耐久性も向上します。

洒落た雰囲気を出せるロールアップ、ダブルターンアップのやり方

ダブルターンアップとは

(出典:https://pin.it/6QBI10U

手軽でこなれたスタイルを作り出す「ダブルターンロール」は、シンプルながら効果的なロールアップ方法です。

以下がダブルターンロールのステップです

  1. パンツの裾を7cmから10cmほど折り返します。
  2. 1回目の折り返しの中央部分を軸にして、2重に折り返します。
  3. 裾の一部を少し上からのぞかせるのがポイントです。

この方法は、例えばヴィンテージデニムの裾が長い場合などに便利です。パンツの丈については好みが分かれることがありますが、ダブルターンロールを用いれば裾上げの手間が不要で、こなれ感がアップし、涼しさも確保できます。手軽で効果的なロールアップのテクニックと言えます。

ダブルターンアップのオススメのやり方

「ダブルターンロール」は、裾が長いパンツに最適です。しかし、逆に裾の余裕がない場合、パンツの丈が短くなる可能性があるため、注意が必要です。

男らしさを見せられるロールアップ、無造作ロールのやり方

(出典:https://pin.it/2u5sanU

自分らしいスタイルを追求する方には、「無造作ロール」が適しています。このスタイルは、文字通り裾をくしゃくしゃと無造作に折り返すだけで行えます。

多くの人が好んで使う方法は、くるぶしが少し見える程度に裾を内側に4cm、外側に2cmくらい斜めに1回折り返すことです。次に、そのままの形で2回目を折り返し、外側の下がっている部分だけを内側の高さに合わせるように折り曲げます。

このスタイルを採用することで、足がより長く見える効果があり、コーディネーションが自然にまとまります。無造作ロールは、フォーマルなアイテムと組み合わせて、カジュアルな印象を加える際にも使えます。何よりも、特定の方法に縛られない自由さが魅力であり、ぜひ試してみてください。

ボトムス別、無造作ロールのやり方

ダメージデニムの無造作ロールのやり方

元々目立つ特徴を持つパンツに対して、こなれた印象を与えるために、完璧に整えないロールアップがおすすめです。

セミワイドパンツの無造作ロールのやり方

セミワイドパンツは、主にストリートファッションで利用され、ゆったりとしたスウェットなどとも素晴らしい組み合わせを作り出します。

ボトムス別にチェック! ロールアップを組み込んだコーデ集

ロールアップの利点や、ボトムス別のコーデ例を確認しましょう。これらのスタイルは、ロールアップの採用によってファッションの魅力が向上しており、参考にする価値があります。

チノパン編

チノパンはデニムに次ぐ非常に一般的なボトムスで、基本的にどの種類のロールアップにも適しています。

しかしながら、ファッション愛好者たちのスタイルを見てみると、王道のレギュラーロールが好評です。折り返しの幅に関しては、テーパードパンツの場合、4cm前後が適切であり、ワイドなパンツに対しては細めの折り返しがバランスが取れているでしょう。

重めのチノパンコーデがロールアップで軽やかコーデに

(出典:https://pin.it/4XJY9QB

大胆なチノパンのシルエットに少しゆったりとしたシャツを合わせた、重厚感のあるスタイルです。

しかし、裾を細くロールアップすることで、スタイルに新鮮さが加わり、バランスが良くなります。また、素肌を見せることで、抜け感をさらに際立たせることができます。

足元に軽やかさを与えるロールアップと白スニーカーの組み合わせ

(出典:https://pin.it/3u4R6nc

これはチノパンと黒のアウターを組み合わせたスタイルです。

足元にグレーのスニーカーを履いているため、全体的に軽やかな印象を与えています。ロールアップを施すことで、その軽やかさが一層際立ちます。

ロールアップで夏コーデをワンランクアップ

(出典:https://pin.it/7fBS2Go

Tシャツとチノパンのシンプルなスタイルに、ロールアップを加えてアクセントを持たせることをおすすめします。

テーパードシルエットのチノパンを使用すれば、裾を折り返すことで美しいラインが強調され、すっきりとした印象を醸し出すことができます。また、上品なバイカラーの要素をコーディネーションに取り入れた点にも注目です。

デニム編 ロールアップの代表格のデニム。あらゆるロールアップに相性良し!

ロールアップに最も適したボトムスといえば、デニムが挙げられます。 ジーンズは内側に「耳」と呼ばれる生地の重なりがあり、これを折り返すことで特徴が強調され、スタイリッシュなアクセントになります。 さらに、どんなロールアップのスタイルにも適応できる汎用性もデニムの魅力の一つです。

Tシャツコーデのひと工夫に大きめのレギュラーロール

(出典:https://pin.it/3895IwJ

夏の定番コーディネーションである白いTシャツとジーンズのスタイルも、裾をロールアップすることで洗練された印象を醸し出します。

ジーンズがやや太めのため、裾を太く折り返したレギュラーロールがバランスが良く、足元に適度なボリュームのあるデッキシューズとも調和しています。

ロールアップとレザーシューズの相性が最高

(出典:https://pin.it/4LJY4XC

同様にTシャツとジーンズのコーディネーションですが、ここではダブルターンアップのロールアップスタイルを採用しています。

このスタイルは、力強い着こなしと絶妙に調和し、適切な丈感を保っています。ロールアップに加えて、メガネなどの小物を取り入れて個性を際立たせている点にも注目です。

ジーンズのクッションをワンロールを入れることで調整

(出典:https://pin.it/1y5uLTk

ワンロールの魅力の一つは、パンツの丈感を絶妙に調整できることです。さらに、ワンロールによってクッションのニュアンスも変化させることができます。カメラやマフラー、サングラスなどのアイテムがオシャレ感を出しているところも参考になります。

こなれ感が上がる裾のあたりの強調

(出典:https://pin.it/4f0Gi5E

ジーンズの裾は、軽くワンロールすることで効果的に際立たせられます。このスタイルはロングTシャツと組み合わせたシンプルなスタイリングですが、ジーンズのアタリが加わることで、こなれ感が一層際立ちます。パンツの丈は、肌が多少見える程度のバランスを保ち、参考になるスタイリングです

まとめ

ここまでロールアップの組み合わせ方、やり方をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

ファッションのトレンドは瞬く間に変わり、一度トレンドだったスタイルが時代遅れになったり、オシャレとされなくなったりすることはよくあります。ですので様々な情報を取り入れながら、ファッションを楽しんでいきたいですね。