30代の方におすすめの革靴を紹介!選び方も徹底解説!

今回は、30代の方におすすめの革靴の選び方について徹底解説します。革靴を選ぶ際に気をつけるポイントを、素材、履き心地、機能性など様々な側面から紹介します。

革靴は、30代の男性にとってビジネスなどのフォーマルな場では、必須とも言えるシューズになっているので、ぜひ革靴の選び方の参考にしてみてください。

革靴を選ぶ際の注意点

靴を選ぶ際に最も重要なのは、「自分の足に合ったものを選ぶこと」です。どれだけ高級な靴を選んでも、足にフィットしなければ、履き心地は良くありません。では、自分の足に合った靴を見つけるためにチェックすべきポイントを挙げてみましょう。

サイズをチェック

まず、つま先の形状やボールジョイント(横幅の一番広がった部分)のサイズが適切かどうかを確認します。

履いた際に、つま先には1〜1.5cmの隙間ができるかどうかが重要です。同時に、ボールジョイントも履いた際にキツすぎず、緩すぎず、違和感なく心地よく履けるかどうかも確認してください。

新品の靴を選ぶ際には、一番上の鳩目が約1cm程度開いていることを確認しましょう。鳩目とは、紐を通す小穴のことです。同時に、土踏まずの部分がしっかりと支えられているかも注意深く確認することが重要です。

フィット感をチェック

また靴の上下方向のフィット感も重要です。足にしっかりとフィットしているかどうかを確認し、特に鳩目部分が適切にハマっているかを注意深くチェックしましょう。

靴の紐を通している最上部の鳩目が新品時には約1cmほど開いているのが理想的です。これらのポイントをチェックしてから購入することで、着用するうちに靴が足に馴染み、最終的にはしっかりと閉じることが期待できます。

履き口の高さ

履き口の高さも同じようにしっかりとチェックする必要があります。履き口が高すぎると、歩行中にくるぶしに擦れて痛みが生じる可能性があるので、かかとのハマりも見逃さず確認してください。かかとが適切にフィットしていないと、歩行中に脱げやすく、不快な靴擦れが発生するかもしれません。自分の足にしっかりと合った、適切なフィット感を持つ靴を選ぶことで、快適に歩くことができるようになります。

素材で選ぶ

革靴のアッパー(底部以外の上側の部分)には一般的に、牛革、馬革、豚革、山羊革、鹿革などの天然皮革が主に使用されています。これらの素材は、豊かな風合いがあり、ビジネスパーソンとしての風格を引き立てるために適しており、手入れを丁寧に行えば、長く持たせることも可能です。

一方で、合成皮革を使用した革靴も存在します。天然皮革に比べて見た目の雰囲気は少し劣りますが、お手入れが簡単という大きなメリットがあります。近年では、質感が向上した合成皮革も増えており、その進化にも注目が集まっています。もちろん、合成皮革を選ぶこと自体が相手の方に失礼となることはなく、個人の好みに応じて使い分けることができるので、ご自身のお気に入りの素材を探してみてください。

履き心地で選ぶ

安定感を大切にする

革靴において外観の良し悪しだけでなく、履き心地にも大きな影響を与えるのが、安定感です。製品の品質が低いと、安定感が落ち、機能性が損なわれるばかりでなく、外見にも不安定さが現れてしまいます。

確認すべきポイントとして、縫製の正確さ、左右の対称性、自分の土踏まずにしっかりと合った構造をしているかどうか、そしてかかとの形状がコンパクトかどうかなどがあげられます。これらの要素に注意を払ってしっかりチェックすることで、安定感のある自分にぴったりな革靴が見つかるでしょう。

かかとと土踏まずの部分は特に重視

土踏まずやかかとのフィット感によって、実際に歩いたときの感覚は大きく変わります。ただそれだけでなく、靴の内部構造も重要で、耐久性は靴の設計によって大きく左右されますが、通常は爪先とかかとには芯材が組み込まれ、ソールにはシャンクと呼ばれる部材が配置されています。これらのパーツがしっかりとした強度を持っているかどうかが靴の耐久性や歩きやすさを左右します。確かなつくりのビジネスシューズを選ぶことで、快適な歩行と長期間歩いても痛くなりにくい点が期待できます。

機能性で選ぶ

最近のビジネスシューズでは特に機能性が進化しており、ランニングシューズのような快適な履き心地や、ゴアテックスを用いて防水性・防湿性を高めたモデルも登場しています。以下に、機能性をチェックする際のポイントをまとめました。

ラバーソールを使った革靴を検討する

街中の濡れた路面やマンホールなど、街中には滑りやすい場所が多い中、ソールの素材はとても重要です。革製の靴は滑りやすい傾向がありますが、特に滑りにくさを優先する場合は、ラバーソールを採用した革靴がおすすめです。

ただラバーソールは滑りにくい反面、通気性が革に比べて悪い傾向があります。そのため、選択する際にはムレやすさにも注意が必要で、革靴全体に通気性が確保されているかどうかを確認し、快適な靴の中の環境を保つことが重要です。

履き心地を意識して選ぶ

靴の履き心地が優れていると、歩行時の疲れが軽減され、歩きやすさも向上します。逆に履き心地の悪い靴では、歩くことが苦痛となり、長い時間歩くのが難しくなります。そのため、優れた履き心地を備えた靴を選びましょう。

そのための要素として、クッション性やシャンクの強度が適切であること、土踏まずがしっかりと支えられていることが、歩きやすい靴の重要な条件です。これらのポイントは、足への負担を軽減し、長時間歩いても疲れにくくしてくれます。靴を選ぶ際には、これらのポイントを確認して適切なものを選ぶよう心がけましょう。

また既に所有している靴の履き心地に満足できない場合は、買い換えるのではなくインソールの利用も考えてみてもいいかもしれません。適切なインソールを使うことで、既存の靴にも快適な履き心地を取り入れることができます。

ムレにくい革靴を選ぶ

革靴は履き口が狭いため、汗やニオイが気になりやすくムレが生じやすい傾向があります。最近の商品では、靴内のムレを解消する工夫がされていることが増えています。アッパーの革質やソールの材質、インソールの通気口などが工夫され、特にアウトソールはラバーのものが通気性が劣るため、革靴を選ぶ際にはムレにくさに注目することが重要です。

防水機能を重視する

また防水性能も重要な要素です。特に雨の日には防水性能の高い靴を選ぶことで、足元を快適に保つことができます。最近では、防水加工が施された靴が多く市場に出ていますが、中でもゴアテックスを使用している靴は、優れた防水性を提供することが期待されます。使われている素材にも注意を払い、様々な条件下で快適に履ける革靴を選ぶことが重要です。

おすすめの革靴を紹介

本牛革レザーサイドレースビジネスカジュアルシューズ 日本製 Biz

(出典:https://shop.menz-style.com/products/75-5884

靴のサイドの革からそのまま紐穴が作られているデザインなので、靴紐によるゆるみが少なく、スタイリッシュなデザインの革靴です。様々な特徴がありますが、足の甲を横切って、かかとまで続く斬新なデザインとサイドに入ったレースアップが、他にはないようなおしゃれな仕上がりになっています。

[ロックポート] カジュアルシューズ 防水 メインルート ノースフィールド ウォータープルーフ メンズ

(出典:amazon

こちらの革靴は、ロックポートの看板商品で、フォーマルさとカジュアルさを兼ね備えたビジネスとカジュアルの両方で使うことができる万能商品です。このシューズの一番の特徴は軽量性であり、衝撃吸収に優れたEVAアウトソールを使用していることにより、履きやすさが向上しています。

足の疲労が溜まりにくいので、長時間、長距離の使用も苦にならないでしょう。アッパーの部分には、柔らかさとしなやかさが特徴のフルグレインレザーを使用していることからも、快適性を重視した革靴だということがわかります。

まとめ

今回は、30代の男性におすすめの革靴の選び方について詳しく紹介しました。革靴と聞くと、少し履き心地を犠牲にしてフォーマルなおしゃれさを追及するアイテムというイメージがありましたが、現代では履き心地とデザイン性の両立を果たしている便利なものとなっています。

長距離を歩きたい方や、長時間歩きたい方、防水の機能だけは必ず欲しいという方など、様々なニーズにあった革靴が展開されているので、ぜひお気に入りの革靴を探してみてください。