話題の電動アシスト自転車「MATE BIKE」について解説

  • 2023年10月16日
  • 2024年4月23日
  • 自転車
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「MATE BIKE」は電動アシスト自転車の中でも抜群の機能性と優れた乗り心地、おしゃれなデザインを兼ね備えたブランドです。3つのモデルがあり、用途や好みによって選べるのも魅力的で、一台でも所有しておくと、間違いなく日々の移動を便利にしてくれます。

この記事では「MATE BIKE」の選び方や特徴、そして「MATE BIKE」が現在販売している3つのモデルを紹介します。

電動アシスト自転車とは

まず、電動アシスト自転車とはどのようなものなのか解説します。

電動アシスト自転車とは自転車のペダルを足で漕ぐ際に、内蔵されている電動モーターのアシストが受けられる自転車です。通常の自転車が人力のみでペダルを漕いで進むのに対し、電動アシスト自転車は電動モーターによるアシストが受けられるため、急な坂道や重い荷物を乗せた状態であっても体力を消費することなく、安定した走行が行えます。電動モーターによるアシストは車体のスピードが遅いとより強くなるため、止まった状態からの発進や、急勾配での走行のような通常の自転車だと漕ぐのに手間取る場面を簡単に解決できるのも魅力的です。電動モーターによるアシストで出せるのは時速24kmまでとなっているため、スピードが出過ぎて危険に巻き込まれることはありません。道路交通法上の扱いも普通の自転車と同じです。

また電動アシスト自転車とフル電動自転車の違いについても理解しておく必要があります。電動アシスト自転車は前述した通り、ペダルを漕ぐ際に電動モーターによるアシストを受け、道路交通法上の扱いも普通の自転車と同じです。一方でフル電動自転車はペダルを漕がなくても電動モーターから生まれる動力のみでの走行が可能です。道路交通法上の扱いも原付バイクと同じものになるため注意する必要があります。

今話題の電動アシスト自転車「MATE BIKE」

電動アシスト自転車の中にも複数の種類があります。通勤や通学、買い物といった普段使いを想定した「シティサイクルタイプ」。レジャーやアウトドアでの運用を想定されたスポーツタイプの自転車、通称「E-bike(イーバイク)」。街中での運用や持ち運びを想定した「折りたたみタイプ」などです。

この記事で紹介するのはスポーツタイプの自転車、「E-bike(イーバイク)」の人気ブランド「MATE BIKE」です。

「MATE BIKE」の歴史

「MATE BIKE」はデンマークのコペンハーゲンで2016年に創業されたスタートアップ企業です。弟のChristian Adel Michael(クリスチャン・アデル・ミシェル)と姉のJulie Kronstrøm Carton (ジュリー・クロンストラム・カートン)の姉弟が発起人となり、クラウドファンディングなどを有効に活用することで資金を集め、現在では世界中に事業を拡大しています。化石燃料を使わずに用いられる交通手段である電動アシスト自転車の普及によって環境問題の改善に貢献することと、その過程で電動アシスト自転車が実用性の高い交通手段として更に認知されることを事業の目標としています。

2021年3月26日に東京、恵比寿に日本国内初となる「MATE BIKE」直営店がオープンしたのをきっかけに日本での知名度が向上し、今では「E-bike(イーバイク)」の人気ブランドとしての地位を築いています。

自分だけのデザイン

「MATE BIKE」の特徴として真っ先に挙げられるのがスタイリッシュなデザインです。無駄な装飾がなく、モーターをホイールに内蔵しているため、電動アシスト自転車にありがちなだぼついた雰囲気がありません。それでいてカスタマイズ性が高く、荷台やタイヤを自身の用途や好みに応じて取り付けられます。色に関しても7色(モデルによって異なる)から好みのものを自由に選べるため、自分だけの1台を手に入れられるのが最大の魅力です。

快適な乗り心地

乗り心地に関しても高い水準を誇ります。アシストモードを5段階で切り替えられるため、どのような状況でも無駄な体力を消費せずに漕ぐことができます。アシストの出力も高く、急勾配であってもスムーズな走行が可能。自動でアシストの強さを切り替えるオートマチックモードも搭載しているため、切り替えの手間を感じることもありません。太めのタイヤを取り付けると衝撃吸収性能が向上するため、オフロードであっても問題なく走行できます。サドルのクッションも高性能なので、座っていてしんどさを感じないのも魅力です。

取り回しも抜群

「MATE BIKE」は折りたたみ式になっているため、コンパクトな状態での持ち運び、収納が可能です。車体にそれなりの重さがあるので長時間手で持ち運ぶのは難しいかもしれませんが、自動車の荷台に積んで持ち運ぶにあたって問題はないでしょう。自宅で保管する際も折りたたみ機能を活用すれば、スペースを取らずに済むため安心です。

積極的なプロモーションで話題に

「MATE BIKE」が他の電動アシスト自転車と違うのは、プロモーションの部分にも表れています。東京の恵比寿にある直営店は北欧仕様のおしゃれなデザインになっており、来店するだけでもテンションが上がること間違いなし。店の装飾に使われている素材の多くが再生可能なものであり、環境への配慮もしっかりしています。また併設してカフェが設置されており、試乗のついでにコーヒーを楽しめるのは唯一無二の魅力です。

メディアプロモーションに関しても人気俳優の窪塚洋介氏をアンバサダーに据え、「MATE BIKE」のスタイリッシュな魅力を伝えるプロモーションビデオをYouTubeで発信するなど積極的な動きを見せている。

※「MATE BIKE」と窪塚洋介氏がコラボしたプロモーションビデオ

3種類の「MATE BIKE」

「MATE BIKE」は2023年9月現在、以下の3種類の車両が発売されている。

「MATE  X」

(出典:https://mate-bike.jp/pages/mate-x

価格374,000円(税込)
カラーSubdued Black、Ice White、Dusty Army、Desert Storm、Jet Grey、Interstellar Night、Burnt Orange
バッテリー容量14.5Ah
最大走行距離‎80km

「MATE BIKE」の中で最も基本的なモデルがこの「MATE  X」です。バッテリーの状況や車体のスピードが常に表示されるカラー液晶ディスプレイは利便性抜群。20×4インチのファットタイヤと前後サスペンション、ディスクブレーキによって街中、オフロードの両方で安全な走行が可能です。

7種類のカラーや油圧式ディスクブレーキと機械式ディスクブレーキ、フロントライトやフェンダーの取り付けなども自由に行えるため、自分だけの1台を作ることができます。組み立てサービスもあるため、自転車のカスタマイズ経験がなくても心配ありません。初めて電動アシスト自転車を触る方から乗り慣れている方まで幅広い層におすすめです。

「MATE City」

(出典:https://mate-bike.jp/pages/mate-city

価格(カラーにより変動)275,000円(税込)/ 297,000円(税込)
カラーLegacy Black、Golden Olive、Shocking Pink、Sky Whisper、Petal Blush、Linen Dream、
バッテリー容量13.0Ah
最大走行距離‎80km

「MATE BIKE」の中で最も街中での走行に適したモデルがこの「MATE City」です。「MATE  X」と同様にカラー液晶ディスプレイや前後サスペンションなどが装備され、高い走行性能を持ちます。一方で20×1.95インチのスリムなタイヤによって街中での走行がしやすくなっており、車体もコンパクトなので持ち運びの際も邪魔にならないのが魅力です。カスタマイズ性は「MATE  X」に劣りますが、街中での走行をメインに考えている人にはおすすめの一品です。

「MATE Fusion」

(出典:https://mate-bike.jp/pages/mate-fusion

価格330,000円(税込)
カラーSubdued Black、Midnight Velocity、Point Dune、Ghost Gravity、Hybrid Hunter、
バッテリー容量14.5Ah
最大走行距離‎80km

「MATE BIKE」の中で高い機能性を重視しているモデルが「MATE Fusion 」です。コンパクトなLEDディスプレイや街中での走行とオフロードの両方に対応したセミファットタイヤを装備しており、どんな場面にも対応できます。フロントライトやリアライト、フェンダー、リアキャリアなどが必要に応じて取り付け可能で、カスタマイズ性も高いのが魅力です。

まとめ

以上が「MATE BIKE」の歴史や特徴、現在販売されている3つのモデルの紹介でした。

「MATE BIKE」を使うことで日々の移動が楽しくなり、生活に豊かさが生まれます。これを機にお好みの車両をお探しになってみてはいかがでしょうか。