MATE BIKEとはコペンハーゲン発祥の電動アシスト自転車で、抜群の機能性と優れた乗り心地、おしゃれなデザインを兼ね備えた人気のブランドです。ただ、海外発のブランドのため、情報が多くはなく「興味はあるけど、価格はどのぐらいなのだろう」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
この記事ではMATE BIKEの種類や、種類別の価格帯について徹底解説します。
MATE BIKEとは
電動アシスト自転車の中にも複数の種類があります。通勤や通学、買い物といった普段使いを想定した「シティサイクルタイプ」。レジャーやアウトドアでの運用を想定されたスポーツタイプの自転車、通称「E-bike(イーバイク)」。街中での運用や持ち運びを想定した「折りたたみタイプ」などです。
この記事で紹介するのはスポーツタイプの自転車、「E-bike(イーバイク)」の人気ブランド「MATE BIKE」です。
MATE BIKEの歴史
MATE BIKEはデンマークのコペンハーゲンで2016年に創業されたスタートアップ企業です。弟のChristian Adel Michael(クリスチャン・アデル・ミシェル)と姉のJulie Kronstrøm Carton (ジュリー・クロンストラム・カートン)の姉弟が発起人となり、クラウドファンディングなどを有効に活用することで資金を集め、現在では世界中に事業を拡大しています。
化石燃料を使わずに用いられる交通手段である電動アシスト自転車の普及によって環境問題の改善に貢献することと、その過程で電動アシスト自転車が実用性の高い交通手段として更に認知されることを事業の目標としています。
2021年3月26日に東京、恵比寿に日本国内初となる「MATE BIKE」直営店がオープンしたのをきっかけに日本での知名度が向上し、今では「E-bike(イーバイク)」の人気ブランドとしての地位を築いています。
自分だけのデザイン
MATE BIKEの特徴として真っ先に挙げられるのがスタイリッシュなデザインです。無駄な装飾がなく、モーターをホイールに内蔵しているため、電動アシスト自転車にありがちなだぼついた雰囲気がありません。
それでいてカスタマイズ性が高く、荷台やタイヤを自身の用途や好みに応じて取り付けられます。色に関してもモデルによって異なる7色から好みのものを自由に選べるため、自分だけの1台を手に入れられるのが最大の魅力です。
快適な乗り心地
乗り心地に関しても高い水準を誇ります。アシストモードを5段階で切り替えられるため、どのような状況でも無駄な体力を消費せずに漕ぐことができます。アシストの出力も高く、急勾配であってもスムーズな走行が可能。自動でアシストの強さを切り替えるオートマチックモードも搭載しているため、切り替えの手間を感じることもありません。
太めのタイヤを取り付けると衝撃吸収性能が向上するため、オフロードであっても問題なく走行できます。サドルのクッションも高性能なので、座っていてしんどさを感じないのも魅力です。
取り回しも抜群
MATE BIKEは折りたたみ式になっているため、コンパクトな状態での持ち運び、収納が可能です。
車体にそれなりの重さがあるので長時間手で持ち運ぶのは難しいかもしれませんが、自動車の荷台に積んで持ち運ぶにあたって問題はないでしょう。自宅で保管する際も折りたたみ機能を活用すれば、スペースを取らずに済むため安心です。
積極的なプロモーションで話題に
MATE BIKEが他の電動アシスト自転車と違うのは、プロモーションの部分にも表れています。東京の恵比寿にある直営店は北欧仕様のおしゃれなデザインになっており、来店するだけでもテンションが上がること間違いなしです。
店の装飾に使われている素材の多くが再生可能なものであり、環境への配慮もしっかりしています。また併設してカフェが設置されており、試乗のついでにコーヒーを楽しめるのは唯一無二の魅力です。
有名ブランドとのコラボ
MATEMIKEは有名ブランドとのコラボレーションを行っていることでも知られています。直近では、「FENDI」「EVIAN」「Moncler」「Palm Angels」「CR Fashion Book」などのブランドとコラボレーションを行い、限定商品を展開し人気を集めています。
※発売が終了している商品もあります。
MATE BIKEの価格について
MATEBIKEは、カスタマイズやカラーにもよりますが本体価格だけだと、275,000円(税込)〜374,000円(税込)で購入することが可能です。種類ごとの価格については、下記で詳しく解説します。
一般的な電動アシスト自転車は10万円〜15万円で購入可能とされているので、少し平均よりは高価な自転車となっていますが、MATEBIKEの高い性能を考えれば、かなりお買い得だと言えるでしょう。
MATE BIKEの種類
「MATE X」
(出典:https://mate-bike.jp/pages/mate-x)
価格 | 374,000円(税込) |
カラー | Subdued Black、Ice White、Dusty Army、Desert Storm、Jet Grey、Interstellar Night、Burnt Orange |
バッテリー容量 | 14.5Ah |
最大走行距離 | 80km |
「MATE BIKE」の中で最も基本的なモデルがこの「MATE X」です。バッテリーの状況や車体のスピードが常に表示されるカラー液晶ディスプレイは利便性抜群で、20×4インチのファットタイヤと前後サスペンション、ディスクブレーキによって街中、オフロードの両方で安全な走行が可能です。
7種類のカラーや油圧式ディスクブレーキと機械式ディスクブレーキ、フロントライトやフェンダーの取り付けなども自由に行えるため、自分だけの1台を作ることができます。組み立てサービスもあるため、自転車のカスタマイズ経験がなくても心配ありません。初めて電動アシスト自転車を触る方から乗り慣れている方まで幅広い層におすすめです。
価格は374,000円(税込)と少し高額なアイテムにはなりますが、街中からオフロードまで走行することが可能で、その利便性を考えればお買い得な商品だと言えるでしょう。
「MATE City」
(出典:https://mate-bike.jp/pages/mate-city)
価格(カラーにより変動) | 275,000円(税込)/ 297,000円(税込) |
カラー | Legacy Black、Golden Olive、Shocking Pink、Sky Whisper、Petal Blush、Linen Dream、 |
バッテリー容量 | 13.0Ah |
最大走行距離 | 80km |
「MATE BIKE」の中で最も街中での走行に適したモデルがこの「MATE City」です。「MATE X」と同様にカラー液晶ディスプレイや前後サスペンションなどが装備され、高い走行性能を持ちます。
一方で20×1.95インチのスリムなタイヤによって街中での走行がしやすくなっており、車体もコンパクトかつ、折り畳みも可能となっているので、階段の上り下りや、通勤後のデスク下に収納することもできる利便性を備えている点が魅力です。カスタマイズ性は「MATE X」に劣りますが、街中での走行をメインに考えている人にはおすすめのアイテムです。
価格も全3種類の中で最安値である297,000円(税込)なので、リーズナブルにMATEBIKEを購入したい方にぴったりの商品です。
「MATE Fusion」
(出典:https://mate-bike.jp/pages/mate-fusion)
価格 | 330,000円(税込) |
カラー | Subdued Black、Midnight Velocity、Point Dune、Ghost Gravity、Hybrid Hunter、 |
バッテリー容量 | 14.5Ah |
最大走行距離 | 80km |
「MATE BIKE」の中で高い機能性を重視しているモデルが「MATE Fusion 」です。コンパクトなLEDディスプレイや街中での走行とオフロードの両方に対応したセミファットタイヤを装備しており、どんな場面にも対応できます。フロントライトやリアライト、フェンダー、リアキャリアなどが必要に応じて取り付け可能で、カスタマイズ性も高いのが魅力です。
価格は3種類の真ん中である330,000円(税込)で、リーズナブルさと機能性を高い水準で兼ね備えたモデルとなっています。電動アシスト自転車や、オフロードバイクを購入した経験のない方にもおすすめのバランスが良いスタイルとなっています。
MATEBIKEのアクセサリーの価格
MATE Fusion フロントライト
(出典:https://mate-bike.jp/products/mate-city-fusion-frontlight?variant=45522528829737)
MATE Fusionにフィットするように作られた高照度のフロントライトです。MATE Fusionに標準装備されているLEDディスプレイから、ライトのON/OFFを操作することが可能な便利なアイテムとなっています。MATE Fusion以外のアイテムには取り付けることができないのでお気を付けください。
価格 | 7,700円(税込) |
互換性 | MATE Fusion |
MATE X フロントライト
(出典:https://mate-bike.jp/collections/accessories)
デュアルビームアクションのフロントライトです。全てのMATEモデルに標準装備されているコントローラーを操作することで、ライトのON/OFF操作をすることが可能な便利なアイテムです。取り付け不可な商品も存在するので購入の前に確認が必要です。
価格 | 8,800円(税込) |
互換性 | MATE X 油圧式ブレーキタイプ |
取り付け不可製品 | MATE X 機械式ブレーキタイプ / MATE Fusion / MATE City / Moncler Genius Edition / MATE × Palm Angelsモデル / クラウドファンディング車体 |
MATE City フロントライト
(出典:https://mate-bike.jp/products/mate-city-fusion-frontlight?variant=45522528829737)
デュアルビームアクションのフロントライトです。MATE Cityモデルに標準装備されているコントローラーを操作することで、ライトのON/OFF操作をすることが可能な便利なアイテムです。取り付け不可な商品も存在するので購入の前に確認が必要です。
価格 | 8,800円(税込) |
互換性 | Mate City |
取り付け不可製品 | MATE X |
MATE Fusion リアライト
(出典:https://mate-bike.jp/collections/accessories)
220度広視野角のLEDリアライトで、後方からの視認性を高めることが可能です。MATE Fusionに標準装備されているLEDディスプレイから、ライトのON/OFFを操作することができます。こちらの商品の取り付けには、MATE Fusionリアキャリアが必要なので注意が必要です。
価格 | 7,700円(税込) |
互換性 | Mate Fusion |
MATE X リアライト
(出典:https://mate-bike.jp/collections/accessories)
MATE X専用のリアライト後方からの視認性を高めることに長けています。標準装備されているコントローラーを操作することで、ライトのON/OFF操作をすることができます。こちらの製品の取り付けには、MATE X リアキャリアが必要なので注意が必要です。
価格 | 11,000円(税込) |
互換性 | Mate X |
MATE Fusionリアキャリア
(出典:https://mate-bike.jp/collections/accessories)
軽量さと丈夫さを兼ね備えた合金素材のMATEBIKEオリジナルのリアキャリアです。MATE Fusion以外の製品には使用することができないので注意が必要です。
価格 | 18,700円(税込) |
互換性 | Mate Fusion |
対荷重 | 最大25kg |
MATE X リアキャリア
(出典:https://mate-bike.jp/collections/accessories)
軽量さと丈夫さを兼ね備えた合金素材のMATEBIKEオリジナルのリアキャリアです。MATE X以外の製品には使用することができないので注意が必要です。
価格 | 19,800円(税込) |
互換性 | Mate X 油圧式ブレーキタイプ |
対荷重 | 最大25kg |
MATE Fusion フェンダーセット
(出典:https://mate-bike.jp/collections/accessories)
PVCを使用した前後フェンダーセットです。軽量かつ錆に強い点が特徴で、濡れた路面走行による水滴の跳ね上げから体を守ります。MATE Fusionのセミファットタイヤに合わせたサイズとなっています。
価格 | 16,500円(税込) |
互換性 | Mate Fusion |
MATE X フェンダーセット
(出典:https://mate-bike.jp/collections/accessories)
PVCを使用した前後フェンダーセットです。軽量かつ錆に強い点が特徴で、濡れた路面走行による水滴の跳ね上げから体を守ります。MATE Xのファットタイヤに合わせたサイズとなっています。
価格 | 16,500円(税込) |
互換性 | Mate X 油圧式ブレーキタイプ |
まとめ
以上がMATE BIKEとアクセサリーの価格比較でした。比較的高価な電動アシスト自転車にはなりますが、そのデザインや機能性を考慮するとかなりお買い得な商品と言えるでしょう。
街中からオフロードまで走行可能で、かつコンパクトで収納面も優れている唯一無二な商品をぜひ購入してみてください。