幅広い年代に合い、好印象を与えてくれるヘアスタイルがベリーショートです。性別や年代問わず、多くの人に最も愛されている髪型であるといっても過言ではないでしょう。カジュアルシーンではもちろん、ビジネスシーンにもピッタリなベリーショートにも様々なスタイルが存在します。
この記事では、その中でも特におすすめなベリーショートのヘアスタイルはもちろんのこと、ベリーショートのセットにピッタリなスタイリング剤まで紹介します。
そもそもベリーショートとは?
ベリーショートとは一般的に、襟足や前髪が短めに、耳がすべて出るようにカットされているヘアスタイルのことを指します。ですので、ベリーショートにカットしようと考える際は、これを目安にヘアスタイルを決めるのが良いでしょう。
ただ、明確に定義されているわけではないので、人によってベリーショートのイメージが若干、異なることもあります。オーダーの際には細かくヘアスタイルを伝えたり、画像を見せてからカットしてもらうほうが自分の思い通りのスタイルに仕上げてもらえるでしょう。
ベリーショートがあらゆるメンズにおすすめな理由
好印象を与えてくれるヘアスタイル
ベリーショートがおすすめである最大の理由はなんといっても、清潔感を出せるという点です。また、髪が重いという印象を与えることがないので、明るい印象を与えることもできます。
そのため、様々な年代に人気なヘアスタイルになります。加えて、印象が大切になるビジネスシーンにもマッチするヘアスタイルで、汎用性の高さも人気の理由の一つです。
ヘアセットの時間の短縮
ベリーショートのヘアスタイルはカットのみでほとんど形が決まってくれます。従って、ロングヘアでありがちな、ヘアアイロンを用意する時間などの手間がかかる作業をする必要がありません。
ただ、髪が伸びてきてしまうと最初の形から変わってきてしまい、おしゃれなスタイルに戻すために、ヘアセットに時間をかけなければなりません。ですので、ベリーショートにカットした際は、美容室へ行く間隔を短めにすることを意識したほうが良いかもしれません。
様々なアイテムとの相性が抜群!
ベリーショートは顔の露出面積が多くなります。また、清潔感も抜群です。従って、メガネなどのアイテムを合わせても重苦しい雰囲気にならず、おしゃれなスタイルを作り出してくれます。同様の理由で、ひげとの相性も抜群。
そのため、ベリーショートは若々しさを出してくれる髪型でありながら、年代に合わせたアレンジがやりやすく、大人のカッコよさを作り出してくれるヘアスタイルでもあるのです。
おすすめベリーショートのヘアスタイル10選
サイド刈り上げ&トップ長めのベリーショート
このヘアスタイルのポイントはトップの髪を長めに残していることです。これによってある程度、セットによって雰囲気を変えることが可能になります。
おすすめのセットはトップを七三分けに仕上げること。清潔感を持たせつつ、刈り上げと長めのトップのギャップが大人のカッコよさを生み出してくれます。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/372391462950140613/)
おろし前髪ベリーショート
このヘアスタイルのポイントはベリーショートでありながら、前髪をおろしているところです。前髪をおろしているので、面長な顔の場合、顔の長さをマイルドにしてくれるというメリットがあります。
ただ、一般的なベリーショートと異なり前髪が重めであるため、サイドの刈り上げの長さは前髪に合わせて、長めに決めることが重要です。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/919297342673893814/)
刈り上げなしベリーショート
ここ最近人気を集める、サイドの刈り上げをしないベリーショートのヘアスタイルです。ほかのベリーショートの髪型と比べると、比較的、自然な印象になります。ベリーショートの中では長めの仕上がりとなるので、ベリーショートデビューの方にはおすすめのスタイル。
ただ、長めのスタイルだからこそ、ヘアセットには気を遣いましょう。せっかくセットしたヘアスタイルも、髪が重めであることで簡単に崩れてしまいます。ですので、他のスタイルと比べてがっちりと髪型をキープしてくれるスタイリング剤を使いましょう。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/20195898323209563/)
ソフトモヒカンベリーショート
こちらはベリーショートの定番、ソフトモヒカンを合わせたヘアスタイルです。ソフトモヒカンは髪を立たせるため、若々しすぎる雰囲気に仕上がりがちですが、サイドを長めにすれば、この若々しさも抑えてくれます。
こちらのヘアスタイルもセットの際に注意が必要。ソフトモヒカンのポイントである、「髪の立ち」を作るために髪型をキープしてくれる、強めのスタイリング剤(ワックスなどがおすすめ)を使いましょう。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/376965431325648895/)
マッシュヘアベリーショート
こちらのヘアスタイルはマッシュヘアでありながら、サイドをツーブロックのようなベリーショートに仕上げていることがポイントです。
若々しさを与えるベリーショートですが、マッシュヘアの落ち着いた印象によって、マイルドな雰囲気に仕上がります。また、マッシュヘアでありがちな重すぎる印象も、ベリーショートのポイントであるサイドの刈り上げによって抑えてくれます。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/418975571598518654/)
センター分けベリーショート
最近、人気急上昇のセンター分けをベリーショートに取り入れたヘアスタイルもおすすめの髪型の一つです。前髪は長めに残して、センターで分けつつ、サイドと襟足は短めに刈り上げることで清潔感を残した大人な印象のヘアスタイルに仕上がります。
センター分けはキープ力というよりか、髪のツヤ感が重要になってくるので、スタイリング剤はワックスではなくヘアバームを使うことがおすすめです。また、ある程度ふんわりとボリュームが残るように意識し、髪がつぶれないように気を付けながらヘアセットをすることも重要になります。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/26951297761467196/)
ザ・ベリーショート
こちらは一番王道であるベリーショートのヘアスタイルです。サイドや襟足をしっかり刈り上げ、トップもある程度、自然な印象を残しつつ短めにカットします。
一番基本的なヘアスタイルであるため、様々なアイテムやファッションに組み合わせることができ、汎用性の高い髪型の一つです。従って、アレンジを楽しみたい人におすすめのヘアスタイルだといえるでしょう。
また、このスタイルであればヘアセットはトップに立体感を出せば終わりなので、手間がかからないという点もメリットの一つです。スタイリング剤は、立体感をキープできるジェルがおすすめです。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/527554543859945383/)
アップバングベリーショート
このヘアスタイルはサイドと襟足は刈り上げつつも、トップは多めに残して前髪を立ち上げたアップバングであることがポイントです。基本的にはソフトモヒカンに近い形になりますが、軽めのパーマをかけたりすることでアレンジもできる髪型になっています。
ヘアセットでは、多めに残したトップにどのような流れをつけるのかがポイントになります。ある程度、髪を立ち上げることに加えて、毛束を作ることがカッコよさを生み出す重要なひと手間になります。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/19421842137093236/)
キッチリしすぎない柔らかベリーショート
こちらは、サイドの刈り上げを弱めにし、トップの立ち上げも長めにすることで他のベリーショートのヘアスタイルに比べ、柔らかさを演出しています。また、立ち上げた後に髪をサイドに流すことも忘れずに。このワンポイントが仕上がりに違いを生み出してくれます。
セットの際にツヤの出るスタイリング剤を利用してしまうと、強い印象を与えてしまうので、マットに仕上がるスタイリング剤で整えていきましょう。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/472033604709399950/)
前髪流しベリーショート
こちらはサイドは刈り上げつつも、前髪はおろせる程度まで長めに残してセットの際にどちらかのサイドに流して仕上げるヘアスタイルです。前髪を流すことで刈り上げの若々しさはありつつも、落ち着きのあるクールな雰囲気を演出してくれてマイルドな印象に仕上げてくれます。
このヘアスタイルのポイントは全体をクールな雰囲気に見せることなので、ツヤのあるスタイリング剤を用いてセットすることがおすすめです。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/3799980926098950/)
ベリーショートにおすすめなヘアスタイリング剤6選
uno ニュアンスクリエイター f
(出典:https://brand.finetoday.com/jp/uno/products/nuance_creator/)
こちらは比較的、ソフトにホールドしてくれるワックスになります。固すぎないセット力を持つため、簡単に毛束を動かすことができる点がこのスタイリング剤の特徴です。
べたつき感も少なく、ふんわりとした雰囲気を作ることにも長けています。また、ナチュラルな仕上がりになるので、つける量に融通が利く点もこのスタイリング剤をおすすめする理由の一つ。ヘアセット初心者から扱うことのできるスタイリング剤です。
Moii バームウォークインフォレスト
(出典:https://www.lebel.co.jp/products/item/299/)
こちらはオイルを配合したバーム系のスタイリング剤になります。オイルによってべたつかない仕上がりとなるので、ワックスなどのべたつき感が強いスタイリング剤が苦手な方には是非とも使っていただきたいアイテムです。
また、ツヤ感を出すことに長けており、ウェット感をつけたい、センター分けなど長めのヘアスタイルのセットの際におすすめです。100%自然由来成分でできていることもうれしいポイント。セットが終わった際に、余ったバームを手肌になじませれば、手肌も潤う優れモノです。
schwarzkopf オージスセッションレーベル クリスタルジェル
(出典:Amazon)
こちらはジェルでありながら、固過ぎない仕上がりになるヘアスタイリング剤です。ですので、しっかりと固めてくれつつ、自然な仕上がりを作り出してくれます。また、ジェルにありがちな、ギラつきすぎている、不自然なツヤ感にならずにライトなツヤ感に仕上げてくれることもポイント。ソフトモヒカンなどのしっかりめにセットしなければいけないときにおすすめのヘアスタイリング剤です。
THEO ワックスソリッドホールド
(出典:https://www.lebel.co.jp/products/item/188/)
こちらは非常に強いセット力を持つヘアスタイリング剤です。ホールド力が抜群なので、根元から髪を立ち上げたい際にも髪の重さに負けずにセットしてくれます。
強力なので、少量でもしっかりと固めてくれる点はこのワックスのおすすめポイント。長い期間使うことができます。長めのヘアスタイルの際のセットにも使えるほどの万能なスタイリング剤で、リピーターも多いアイテムです。
ナカノ スタイリングワックス M
(出典:Amazon)
こちらはマットな質感に仕上げてくれるファイバータイプのワックスです。また、柔らかく伸ばしやすいところも扱いやすく、うれしいポイントです。
セット力は弱めですが、ナチュラルな仕上がりになるので、軽めのセットで済むヘアスタイルを整える際に使うのが良いでしょう。ヘアカラーが保たれやすいワックスなので、カラーが入っているユーザーの方にもおすすめなスタイリング剤です。
DEMI ウェーボデザインキューブ ドライワックス
(出典:https://www.demi.nicca.co.jp/products/designcube/07.html)
ウェーボデザインキューブシリーズの中で最も強いセット力を誇るドライワックスで、少量で形を決めてくれます。クレイパウダー成分によって、マットで軽い仕上がりになることも特徴。これらの特徴によって、簡単にアレンジすることができるという手軽さが魅力です。スタイリング剤特有のべたつき感が少なく、不自然な印象にならないことは勿論、ユーザー側の不快感も軽減されます。
まとめ
ここまで紹介してきた通り、ベリーショートは汎用性が高く、幅広い年齢層の方にピッタリなヘアスタイルの一つです。
ひとえにベリーショートといっても様々なアレンジがあり、種類が豊富にあります。しかし、どのベリーショートのスタイルにも共通な点は、他のヘアスタイルに比べて、ヘアセットに手間をかける必要がないのに、完成したスタイルに仕上がる点です。このメリットは皆にとってうれしいポイントでしょう。それなのに、清潔感を与えてくれ、多くの人に愛されるヘアスタイルであることがベリーショートの最大の魅力です。
「今まで長めの髪型で、ベリーショートにすることに迷ってしまう…」と思う方もいるかもしれませんが、ベリーショートのヘアスタイルは外れのない髪型なので、一度、試してみる価値は十分にあるでしょう。また、セットが楽なので、おしゃれ一年生の最初のヘアスタイルにもおすすめです。
清潔感のある髪型を手に入れたい方、ヘアセットは難しい・あまり手間をかけたくないという方は是非、試してみてはいかがでしょうか。