メンズのサングラスの選び方について解説!

サングラスは、ファッションに取り入れるといいアクセントになり、おしゃれさが倍増する万能アイテムですが、自分に似合う商品を見つけるのが難しいとされています。そんなメンズのサングラスの選び方やおすすめブランドをデザインや似合わせるコツなど様々な視点から徹底解説します。

メンズサングラスの代表的な型を紹介

ウェリントン


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ウェリントンは、サングラスだけでなく、メガネのフレーム型としても広く知られています。このデザインは、レンズを囲むリムが逆さまの台形のような形状をしており、鼻にかけるブリッジ部分がリムの最上部と続いているのが特徴です。このデザインは、顔型に関係なく誰でもかけやすいのが魅力です。そのため、サングラスを購入したことがない初心者の方でも気軽に挑戦できるデザインと言えるでしょう。また時代やトレンドに左右されないクラシックなデザインなので、様々なカラーを試したい方にもおすすめです。

スクエア


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スクエア型のフレームは、ファッションやシーンを問わずに使える非常に汎用性のあるデザインで、昔から変わらず人気のアイテムです。リムが四角形に近い形をしており、その形状にも様々なバリエーションがあります。スクエアフレームは年齢、性別、顔の形に関係なく、比較的どんな方でも取り入れやすいデザインの一つです。シャープで洗練された印象を与えるため、ジャケットスタイルなどの大人の落ち着いたファッションにも良く合います。そのシンプルでクラシックなデザインが、幅広いファッションスタイルにマッチするでしょう。

ラウンド


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ラウンド型のフレームは、その名の通り丸い形状が特徴であり、ここ数年で急速に人気を集めています。ファッションアイテムとしてトレンドとなり、伊達メガネやブルーライトカットメガネのデザインとしても採用されることがあります。このフレームの特徴は、その丸い形状と2つのレンズをつなぐようにブリッジが中央に配置されていることです。ラウンド型のフレームをかけるだけで、おしゃれな雰囲気を演出し、同時に優しく知的な印象を与えることができるので、その柔らかな形状と特徴的なデザインが多くの人々に愛されています。

ボストン


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ボストン型のフレームは、丸みを帯びたデザインで、どんなアイテムやファッションにも合わせやすいとされています。そのデザインはラウンドのサングラスに似ていますが、ラウンドが完全な円形であるのに対し、ボストンは限りなく丸に近い逆三角形のような形状をしています。またリムの上下幅が広いことも特徴で、優しい印象を演出してくれるフレームです。ボストン型のメガネやサングラスは、その柔らかな印象から、幅広い年齢層やスタイルの方に人気があります。透明感や軽さを感じさせるデザインで、ファッションに遊び心をプラスしたい方におすすめです。

顔型別の似合うサングラスを解説

丸顔に似合うサングラスは?

丸顔の特徴は輪郭の曲線が柔らかく、ラインが滑らかで、顎から眉までの幅がほぼ同じだということです。この場合、シャープな角度のラインを強調することで、顔をより細長く、引き締まった印象に見せることができます。例えばスクエアなどの角ばったフレームを選ぶことで、顔の骨格に対比を生み出し、すっきりと引き締まった外見を演出できます。柔らかな曲線とは対照的なデザインが、丸顔の方にとって効果的です。

面長型の顔に似合うサングラスは?

面長型の顔は、高い頬骨、やや広い輪郭の幅などの特徴があります。この顔型は色々なフレームの種類が似合うことで知られていますが、幅の狭いフレームや重厚なデザインのフレームは、顔の長さをより際立たせてしまう可能性があるため避けた方が良いでしょう。代わりに、ウェリントンやティアドロップタイプのフレームを選ぶことで、面長の印象を和らげつつ、バランスの取れたルックスを演出できます。ややオーバーサイズなフレームもおすすめです。

四角型の顔に似合うサングラスは?

四角い顔は、額からあごにかけてのラインが直線的で、強い顎のラインが特徴です。このような形状の顔には、角ばったフレームではなく、丸みを帯びたフレームが似合うでしょう。ラウンド型のサングラスは、強い角を和らげ、あなたの魅力を自然に引き立ててくれるでしょう。

逆三角形型の顔に似合うサングラスは?

逆三角形の顔、またはハート型の顔は、狭いあごと高い頬骨が特徴的です。この顔型の人に似合うサングラスを選ぶときは、顔の上半分に余分な重さを加えないことが重要です。ボストンタイプの丸みのあるフレームなどがよく似合います。自分の顔の形と対照的なフレームを選ぶことが鍵です。

似合わせるためのポイントを紹介

サングラスを選ぶ際に重要な点は、まずフレームのサイズが自分の顔に適しているかどうかです。自分の顔の幅に対してサングラスのフレームが大きすぎたり小さすぎたりすると、似合わないと感じやすくなります。

特に日本人の顔立ちは、他の地域にルーツを持つ方と比べて眉毛と目の間が広めなのが一般的です。そのため、眉毛がフレームからはみ出しやすく、顔の余白が広がってしまう「間延びしたような印象」が生まれることがあります。これは、サングラスが日本人にとって似合いにくいとされる理由の一つといえるでしょう。

また眉毛がフレームからはみ出たり、フレームの幅と顔の幅が合っていない場合も注意が必要です。サングラスは色がついていたり、フレームが太いことが多いため、アイウェアとしての存在感が強いので、地肌との境界線がくっきりしているため、サイズの選び方がポイントです。

肌とサングラスの色味を調整する

サングラスを選ぶ際には、肌の色との調和も大切なポイントです。サングラスが顔の印象に対して浮いて見える場合、それは、肌の色と合っていない可能性があります。真っ黒なレンズとがっしりとしたフレームがサングラスの一般的なイメージですが、これが必ずしも似合うとは限りません。

濃い色のレンズは肌の色との対比が強く、目元に強烈な印象を与えるため、違和感を感じることがあります。特に普段着の場面では、肌に自然に馴染む色のサングラスがおすすめです。明るいカラーや肌なじみの良いトーンのものを選ぶことで、バランスがとりやすくなります。ただし、リゾートやスポーツなど特定のシーンでは、鮮やかな色のサングラスもおしゃれなアクセントになります。

自分に似合うフレームの色を選ぶ

サングラスを選ぶ際に重要なポイントの一つがフレームの色です。黒、シルバー、ゴールドなどのベーシックカラーのフレームは汎用性が高く、さまざまなファッションに合わせやすいのが魅力です。一方、派手なビビットカラーのフレームは、アクティブな雰囲気を演出しやすいのがメリットです。また淡いパステルカラーのフレームは、優しく落ち着いた印象を与えることができます。

近年では、プリントや焼き付けによる塗装の変質を利用した個性的なデザインのアイテムも増えています。横から見たときの印象などを重視する方には、こうしたアイテムもぜひチェックしてみてください。

顔の形を考慮する

サングラスを選ぶ際には、できるだけ眉が隠れるか、フレームのトップラインと眉のラインが揃っているものが理想的です。ただし、アジア人の中には眉と目の間が広い傾向があり、通常のサングラスだと眉がフレーム上からはみ出てしまい、全体のバランスが悪く見えることがあります。

このような悩みに対応するために、「アジアンフィット」「ジャパンフィット」などの名前で販売されているサングラスがあります。これらのサングラスは、高めのノーズパッドが鼻のつけ根にフィットし、フレームの正面部分がゆるやかなカーブを描くなど、アジア人の顔に合わせて設計されています。また、お店できちんとサイズ調整をしてもらい、自分の目や顔幅に適したサングラスを見つけることが重要です。

サングラスのおすすめブランドを紹介

レイバン


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1937年に米国空軍の委託を受けて設立され、その後、数々の優れた製品を生み出してきました。その中でも「クラブマスター」は特筆すべき名作の一つです。フロントリムの穏やかな輝きや飾り鋲など、細部にまでこだわり抜かれたデザインは、何十年経っても色褪せず、威厳を感じさせます。日本でもサングラスブランドとして絶大な人気を誇っています。

オークリー


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1975年に誕生したオークリーは、主に高機能なスポーツ系サングラスで知られるブランドですが、普段使いにも適したライフスタイルカテゴリの製品も幅広く展開しています。代表的なモデルの一つが「フロッグスキン」です。1985年に初登場し、2007年にはその名作が復刻され、今なお不動の人気を誇っています。このモデルは、着けこなしやすいウェリントンシェイプと軽量なフレームが特徴で、多彩なバリエーションが揃っています。自分の好みに合ったタイプを見つけてみてください。

オリバーピープルズ


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オリバーピープルズは、1986年にハリウッドで誕生し、現在では世界中で名声を誇るブランドです。彼らはトレンドに左右されないヴィンテージスタイルのアイテムに力を入れており、その中でも特に象徴的なモデルが「シェルドレイク」です。このモデルはポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホル氏が愛用していたアイウェアのフレームからインスピレーションを得たデザインを特徴としています。中間的なフォルムで使いやすく、フロントのキーホールブリッジと太めのテンプルが古き良きムードを漂わせています。

モスコット


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モスコットは、1915年にニューヨークで誕生したメガネ屋さんが起源となり今も人気を集めているブランドです。その長い歴史の中で、数々の定番アイウェアを生み出してきました。特に1940年代に生まれた「ミルゼン」、1950年代に登場した「レムトッシュ」、1960年代に誕生した「ユケル」は名作として知られています。中でも、「レムトッシュ」は特にアイコニックなモデルで、ボストンとウェリントンの中間的な形状が特徴的です。様々なサイズ展開をしており、デザインを選んでからサイズ感を調整することが可能な点もモスコットの特徴です。

サラギーナ


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2013年にイタリアのリゾート地、リミニで誕生したサラギーナは、イワシの1種を指すイタリア語に由来しています。そのネーミングは、魚の大群がキラキラと輝く様子をサングラスとリンクさせたもので、ブランドは同じくリミニ出身の映画監督、イタリア映画界の巨匠であるフェデリコ・フェリーニ氏から影響を受け、特徴的なカラーリングも取り入れています。代表作である「ジルダ」は、ボストン型とセルフレームの組み合わせで、シェイプはクラシックながらも豊富なカラーバリエーションが楽しい印象を与えます。

プラダ


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1913年にイタリアで創業され、世界中で人気を博しているプラダ。日本でもその知名度は非常に高く、特にバッグや財布はブランドの代表的な商品となっています。しかし、バッグやアパレルだけでなく、サングラスも同ブランドの中で注目を集めています。プラダのサングラスは、モードを感じさせるシェイプに特徴があり、フォックスやバタフライなどの洗練されたデザインが魅力です。シャープでありながらラグジュアリーな雰囲気も漂わせ、多くの人々の人気を集めています。

ディオール


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1946年に創立され、フランスのトップメゾンとして君臨し続けている『ディオール』。アパレルや小物、フレグランスなどが有名ですが、サングラスも見逃せないアイテムの一つです。ディオールのサングラスは、高度な技術を基にしつつ、現代的なエッセンスを取り入れて洗練されたデザインとなっています。ブランドらしい洒脱なデザインが随所に表れ、個性的なタイプから普段使いに適した少し落ち着いたデザインまで、多彩なラインアップが揃っています。

まとめ

今回は、メンズのサングラスの選び方について解説しました。サングラスは、様々なブランドからたくさんのデザイン、カラーなどが異なる商品が展開されているので、自分に似合うアイテムを選ぶのが難しいです。そんなときは今回紹介した顔型別の似合うデザインや、肌の色に調和するカラーのサングラスを選ぶと上手くいきやすいのではないでしょうか。ぜひ自分に似合うサングラスを探して上手くファッションに取り入れてみてください。