高級ボールペンの選び方やおすすめ商品を紹介!

高級ボールペンの選び方について、様々な視点から徹底解説します。さらにおすすめのブランドや、商品まで解説するのでぜひお好みの高級感あふれるボールペンを探してみてください。

素材や太さで選ぶ

素材

高級ボールペンを選ぶ際には、素材と太さが重要な要素となります。一般的に、高級な印象を与える素材として金属や高級樹脂がよく使用されます。これらの素材は上品なツヤがあり、適度な重みがあります。金属製のボディは特に高級感があり、手に持った際の重厚感が印象的です。高級樹脂も独特の風合いがあり、使うほどに味わいが増します。

太さ

太さについては、個人の好みや使い勝手によって選ぶことが重要です。一般的な太さはノーマル(0.7mm)で、これは一般的な文房具としての使いやすさがあります。細字(0.5mm以下)は繊細で書きやすいとされ、太字(1.0mm以上)は文字が太くなり目立つため、強調したいときに適しています。使い手の好みや書き心地を考慮して、理想的な素材と太さを選ぶことがおすすめです。

使い方で選ぶ

ビジネスで使う

ビジネスシーンで使用する高級ボールペンを探す際は、控えめで派手すぎない色とデザインのものを選ぶことが重要です。上品で落ち着いた外観の高級ボールペンは、周囲に好印象を与え、大人のおしゃれな雰囲気をさりげなく演出できます。見た目のシンプルさが重要なビジネス環境では、過度な装飾や派手な色使いは避け、落ち着いた印象のアイテムが適しています。

また高級ボールペンを選ぶ際には、書きやすさやデザインよりも実用性も重視するべきかもしれません。クリップが付いているとポケットやノートに挟むことができますし、シャープペンシルが組み込まれていると即座にメモを取ることも可能になり、利便性が増します。使用するシーンや目的に応じて、機能性や使いやすさを考慮して高級ボールペンを選ぶと後悔しない買い物になるでしょう。

プレゼントで使う

ボールペンは実用的なアイテムで、様々なデザインと価格帯が揃っているため、プレゼントには非常におすすめです。就職や転職のお祝いに贈ることが多いアイテムで、その実用性はどんな相手にも喜ばれることでしょう。

相手がビジネスで使用することを想定しているなら、シンプルで上品なデザインが好まれることがありますし、趣味や特定の用途に合わせてデザイン性の高いボールペンを選ぶのも良いでしょう。価格帯も様々なので、予算に合わせて選ぶことも重要です。贈り物には相手の好みやライフスタイルを考慮し、心のこもったボールペンを選んでみてください。

インクの種類で選ぶ

油性インク

高級ボールペンに一般的に使用される油性インクは、優れた耐久性と速乾性を備えています。このインクはさまざまな用紙に対してにじみにくく、文字を安定して書くことができるため、ビジネス文書や手帳などに適しています。耐光性も高く、時間が経っても変色や脱色が少ないため、長期的な保存が必要な書類にも適しています。

ただし油性インクは粘度が高いため、書き始めにかすれたり書き味が重く感じたりすることがあります。また、ペン先にインク溜まりができやすく、用紙を汚してしまう可能性もあるため、使用時には注意が必要です。

水性インク

水性インクは、粘度が低く軽い筆圧でスムーズに記入でき、発色が良くかすれにくいのが特徴です。その滑らかな書き心地は、走り書きや記入量が多い場面で特に適しています。

しかし水性インクは乾きにくいというデメリットがあります。インクが完全に乾かない状態で触れると、手や用紙が汚れてしまう可能性があるため、注意が必要です。また、書いた文字に水滴や汗がかかるとにじんでしまうこともあるため、手紙の宛名書きや長期的な保管が必要な文書には向いていないかもしれません。

ゲルインク

ゲルインクは、油性と水性の特長を組み合わせたハイブリッドなインクで、耐水性とにじみにくさ、なめらかな書き心地を兼ね備えています。発色が良く、多彩なカラーバリエーションがあるため、イラスト描きにも適したボールペンとして人気です。さまざまなシーンで実用的に利用できます。

ただしゲルインクはインクの減りが早いというデメリットがあるので頻繁に使用する場合は、替えのリフィルを事前に用意しておくと良いでしょう。

ノック式とツイスト式の違い

高級ボールペンを選ぶ際には、ペン先の出し方にも注目が必要です。主なタイプには、ノック式とツイスト式があります。ノック式は、ペン尻のノック棒を一度押すとペン先が出て、もう一度押すと引っ込む仕組みで、片手で簡単にペン先を出し入れできるのが特徴です。これは片手で手帳やメモ帳を持ちながら筆記する場合に便利です。

一方ツイスト式は、ペン軸を回転させてペン先を出す仕組みで、ノック音がしないのがメリットです。特に商談などの静かさを求められるビジネスシーンでおすすめです。どちらのタイプも使い勝手や好みに応じて選ぶことができます。

リフィルの重要性

高級ボールペンを長く愛用するには、リフィルが欠かせません。外国製のボールペンなどはリフィルを購入できるお店が限られている場合もあるため、事前に入手方法を確認しておくことが重要です。

リフィルは基本的には純正品を使用するのが良いですが、同じ規格のものならば互換性があることがあります。特にG2規格のリフィルは多くのブランドやメーカーで使用可能で、手に入れやすさと汎用性の高さが魅力です。パーカータイプとも呼ばれ、パーカーをはじめとする様々な高級ボールペンで利用できます。

おすすめの高級ボールペンを紹介

パイロット(PILOT) グランセCR BGRC-18SR

(出典:https://pentonotelife.com/products/pilot-bgrc-18sr

パイロット(PILOT)は1918年に創業された日本の筆記具ブランドで、日本初の純国産の万年筆を開発し、1961年にはそのノウハウを活かして高級ボールペンの製造・販売をスタートしました。現在、パイロットは国内外で展開し、190ヵ国以上の国と地域において知られる世界的な筆記具ブランドです。

このブランドの高級ボールペンは、シンプルなデザインが特徴的であり、特に「グランセ」などはビジネスシーンにうってつけのアイテムとなっています。美しいデザインと快適な書き心地を兼ね備えたパイロットの高級ボールペンはとても人気なブランドとなっています。

この高級ボールペンは、非常に優雅で高級感あふれるアイテムであり、宝飾品製造の加工技術を駆使して、熟練の職人による手作業で製造されています。ボディの中央にあるリングとキャップヘッドに施された美しいダイヤカットが、スタイリッシュで洗練されたデザインに仕上げています。

ペン先の出し方はツイスト式で、上品で静かに使用できるのが特徴です。また、滑らかで心地よい書き心地を提供するために、粘性の低い油性インク「アクロインキ」が採用されており、フォーマルなビジネスシーンでも活躍することでしょう。

5つの異なるカラーバリエーションが用意されており、ブラック、ターコイズブルー、ボルドー、オリーブグリーン、パールホワイトから選ぶことができます。シンプルでありながらも高級感が漂い、男女を問わず使いやすいのが魅力です。プレゼントとしても素敵な選択肢となりますので、ぜひ検討してみてください。

シェーファー(SHEAFFER) シェーファー 300

(出典:amazon

「シェーファー」は1913年にアメリカ・アイオワ州で創業されたブランドで、レバー充填式の万年筆やスノーケルなどを開発しました。こちらは高級筆記具ブランドで、このブランドのボールペンは、機能性の高さと風格を感じさせるエレガントなデザインが特徴です。

この高級ボールペンは、現代的でありながらも落ち着いた雰囲気を持つデザインが特徴です。シンプルで飽きのこない外観が魅力で、存在感のあるボディ、すっきりとしたラインのクリップ、太めのリングがポイントとなっています。特にクリップに施された「ホワイトドット」は、デザインにアクセントを加えています。

芯の出し入れにはツイスト式が採用されており、高級感あふれるイメージを与えます。重厚感のある佇まいがあり、会議や商談、契約などの重要な書類を作成する際には、上品で洗練された印象を演出するでしょう。また、記念品やプレゼントとしても喜ばれることでしょう。高品質なデザインと機能性が組み合わさったこの高級ボールペンは、さまざまな場面で活躍することでしょう。

オロビアンコ(Orobianco) ラスクリベリア トリプロ 複合ペン 1953201

(出典:amazon

「オロビアンコ」は1996年にイタリアで創業したファクトリーブランドで、その名前はイタリア語で「白金」や「貴重なるもの」を意味しています。こちらのブランドのボールペンは、ボディにはめこまれたイタリアン・トリコロールのリングが特徴的で一目見るだけで、オロビアンコの高級ボールペンだとわかります。このアイテムは、おしゃれでかっこいいデザインなのでプレゼントとしても喜ばれることでしょう。

このアイテムはボールペンとシャープペンの機能を兼ね備えている複合ペンで、黒と赤の2色に加えて0.5mmのシャープペンを使うことが可能です。1本でさまざまな筆記シーンに対応できる便利な機能が魅力的で、アルミニウム素材を使用しているため、軽量で扱いやすく、持ち歩きにも便利です。

カラーは、ブラックとゴールドのほかにもレッド・ブルーなどが用意されておりバリエーションも豊富です。社会人の方へのプレゼントやお祝いの記念品にもぴったりのおしゃれな高級ボールペンです。

カランダッシュ(Caran d’Ache) エクリドール シェブロン 0890-286

(出典:amazon

カランダッシュは、ロシア語で「鉛筆」を意味するスイスのジュネーブで1915年に創業された筆記具ブランドです。始まりは鉛筆メーカーでしたが、伝統的なノウハウと革新的なアプローチを融合させ、独自の製品を生み出し続けています。

このブランドのボールペンは、鉛筆を彷彿とさせる六角形の形状が特徴で、手に馴染みやすく、使いやすい高級ボールペンとして人気です。

カランダッシュの高級ボールペンは、ブランド名からわかるように鉛筆をイメージしたデザインが一つの大きな特徴です。ブランドを象徴するボールペンで人気の商品となっています。こちらのアイテムは、全てのカラーがシルバーで統一されているので、控えめな装飾が好きな方におすすめの高級ボールペンです。

このボールペンは、逆V字のパターンが特徴的で昇進、栄転、成功を祝う贈り物として人気があります。落ち着いた大人らしいデザインでありながらも、しっかりとした高級感が溢れているのも特徴も魅力の一つです。芯の出し入れにはノック式が採用されており、リフィルはA4用紙約600枚分の筆記ができるゴリアット替え芯を使用しています。高級ボールペンというと、あまり大量の書き物をできないイメージもあるかもしれませんがこちらの商品はしっかりと大量の文字を書くことも可能です。

ペリカン(Pelikan) スーベレーン ボールペン K800

(出典:amazon

ペリカンは1838年に絵の具とインクのメーカーとして設立されました。1929年に開発された万年筆をきっかけに、世界的な筆記具ブランドとして名を馳せ、現在はボールペンなども販売しています。、品質とデザインに優れていることで有名で、高級ボールペンを購入する方から絶大な支持を得ています。

このブランドのボールペンは、様々なサイズが取り揃えられているので、個々の好みや使いやすさに合わせてお好みのものを選んで購入することが可能です。モデルごとにペンの長さ、太さ、重心などが異なるため、色々チェックしてみるだけでも楽しいでしょう。

スーべレーンとは、ドイツ語で「優れもの」や「卓越した」を意味しており、その名の通りの特徴を持ったアイテムです。ペリカンのブランドの中でも特に人気のあるシリーズで、高い品質とデザイン性が特徴で、人気を集めています。

上部のキャップにある縦縞模様は、美しい質感を演出しており、ペリカンの象徴ともいえるデザインです。ボディの部分は高級樹脂製で、ダイヤモンド研磨仕上げを施しているので、持ちやすさにも優れています。長時間書き続ける際の負担も軽減してくれます。またくちばしをモチーフにしたクリップが上部についており、ペリカンのアイデンティティを感じさせ、さりげない高級ブランド感を示しているポイントが特徴的です。

こちらはツイストタイプの油性ボールペンで、リフィルには「リフィル337」が使用されます。大容量なので、インク切れの心配なく長時間使用することが可能です。

ウォーターマン(WATERMAN) カレン・デラックス ボールペン

(出典:amazon

ウォーターマンは、1883年に創業されたフランスの高級筆記具ブランドで、特にパリとのゆかりが深い歴史ある老舗のボールペンメーカーです。ウォーターマンの商品は、職人たちが手作業で組み立てており、品質には自信を持っているブランドです。さらに品質検査も手作業で行われており、品質に対するこだわりを強く感じることができます。

この高級ボールペンは、船をイメージさせる滑らかなデザインが特徴で、美しいフォルムが人気を集めている商品です。シルバーとゴールド、ブラックの3色で構成されたデザインは、統一感が感じられ、大人らしい落ち着いたおしゃれさを実現しています。

ペン先は細字タイプで、精巧な作りが施されており、細かい記入もしやすくデザインの良さだけでなく実用性も兼ね備えているおすすめの商品となっています。

消えにくいことが特徴の黒の油性インクを使っているため、ビジネスの場などで多い、正式な書類へのサインや大事なメモ取りなど様々な場面で活躍させることが可能です。

クロス(CROSS) ボールペン センチュリー2 3302WG

(出典:amazon

クロスは1846年に創業されたアメリカの老舗筆記具ブランドで、鉛筆用のケース作りから始まり、後には「スタイログラフィック万年筆」などのボールペンの先駆けとなる革新的な筆記具を生み出しました。

クロスの「クラシックセンチュリー」は、アメリカでかなりポピュラーなモデルとされており、そのデザインは昔ながらのボールペンの雰囲気も保ちつつ、モダンな現代風にアレンジされている点が特徴的です。装飾を最小限におさえつつもおしゃれな、大人らしい落ち着いたデザインが特徴です。

ボディとキャップにはクロムメッキ加工を施した真鍮が使用されており、持ち心地と美しい光沢、そしてゴージャスな雰囲気を両立させています。また少し珍しいボディを回転させて芯を出すツイスト式を採用しており、他のボールペンとの差別化を測ることが可能です。この高級ボールペンは油性のインクを使用しており、契約書や公的書類などの大切な書類への記入にぴったりです。握りやすく、なめらかな筆記が可能で、書き味も抜群な点がおすすめのポイントです。

まとめ

今回は、高級ボールペンの選び方について、種類や使い方、素材についてなど様々な面から徹底解説しました。高級ボールペンは、人生でそう何回も買い換えるアイテムではないので、ぜひお好みのデザインや書き味を見つけて、満足いくマイボールペンを見つけてみてください。